パーティーデコの基本スタイリング!

パーティーデコの基本スタイリング!

 

 

キッズの撮影向けにパーティーデコレーションをしてみました。

男の子のイメージで備品プラス100均で調達したプロップスを使用しての

スタイリングになります。

 

カウンターテーブル代わりに茶色い天板を使いました。

壁にはペーパーガーランドを貼り付け、両脇に高さのあるものをセットし

風船やペーパーレース、レターオブジェ、ガラス系のドリンクジャーやグラス、

ストローに造花やファーなどの小物を散らしてみました。

 

メインカラーはサックスで寒色系のブルーやグリーン、イエローを少しミックスして

コントラストを出しています。

また、テーブルの茶色を緩和するのに黒やベージュ系を使ってパステルの

世界観にちょっと男前なインテリアのイメージをプラスしてみました。

 

素材もパーティー感を出すのにはキラキラしたものがあるといいので

グリッターやラメ、パール感、フェザーのフワフワ感などを入れています。

 

 

正面から見た構図と横から見た構図では写真のイメージがかなり違ってきますね。

 

下の写真が横から撮ったものですが奥行きを出せるので

ボカして雰囲気を作りやすいです。

また、綺麗にものを並べただけだと整然としすぎて味気ないので

わざとクルクルしたリボンやクラッカーの飛び出すテープなどを

さり気なく散らしたりするのも個人的に好きで使う方法です。

 

全体にレイアウトしてセッティングした後に引きの絵を撮ってから

今度はディテールの寄りを撮っていきます。

 

その時に何をメインにするかはフレームを覗い見て絵になるものを選んでいきます。

 

寄りになると色やものがごちゃごちゃ入ってきてうるさいことが多いのでその都度

他の要素の入れ方をコントロールしながら手直ししていきます。

そうすることで周りのデコレーションがメインを引き立たせるためのいい背景に

なってくれるはずです。

 

 

こちらはラメのサングラスをメインにしたカット。

横のケーキや後ろのジャーに入ったストロー

透かしの布やクルクルのリボンなどが脇を固めています。

 

数字のキャンドルをメインにしたカット。

全体にコーデしてあるところを切り取るのでピンを合わせて

画面の構図を考えてみるのとアングルで後ろのものの入り方などを

調整してみるのがいいです。

 

 

レターオブジェをメインにしたカット。

アングルを下げてオブジェ目線にすると壁のガーランドが引きの距離が

なくても結構ボケていい感じになりました。

 

こんな風に撮っていくと逆の発想でメインの商品をゼロベースで撮影する時に

どんな背景でどんな小物が必要なのかというイメージトレーニングができますので

商品に合わせて全体の大きなテーマを決めてセッティングしてみるのも

とてもいい勉強になると思います。