4月の22日から5月の連休過ぎまで今回こちらの撮影で東京に滞在していました。
東京を離れても撮影に携わさせていただいているこのお仕事は私にとって大変ありがたいもので
随分長いことスタイリストとしてやらせていただいています。
今回の撮影に関する写真はまだこれから納品されるため公開はできませんがすでに今年の1月に
撮影したものがこちらのカタログになります。
撮影が終わって製本されるとさらっと見れてしまい、あの撮影の大変さはどこにいっちゃった?
見ていただけるお客様には赤ちゃんが可愛くまたは洋服が可愛く見えるかどうかが肝心なわけ
ですからそんなことは関係ない話ですが。。。。。。
いつも現場の壮絶さを知っているだけに不思議な気持ちになるものです。
私も様々な撮影現場を経験してきましたがこの現場が経験した中では一番
短時間の中に凝縮した技術と経験値を求められる現場だと感じています。
まずは時間とカット数との戦いがあるために着替えを超早回ししていくこと。
モデル(ほぼ赤ちゃんから2歳くらい)がすぐに撮影できなくなることがあるため
臨機応変に着替えやキャスティングの対応が必要なこと。
授乳やオムツ替え、泣いたりやる気がなくなったり、眠くなったりという人間の自然な生理現象が
どうしても起こるのでそこを無理強いなくみんながなるべくうまくいくように
配慮しなければいけないことなど。
広告やファッション撮影のように1時間に1カットや2カットをゆったり撮影できるものと
比べると全く違う現場になります。
昔から動物と子供の撮影が一番大変と言われていますが本当にその通り!
でも、人間、何でも経験するとやっぱり慣れるんです。
ハードルが高くなってもクリアできるようになります。
どんどん進んだら何処までいくかは事情にもよりますね。蹴りをつけるのも大切!
そんな風なことも撮影を通して学んだりしています。
良かったらウェブでもサイトがありますので見てください!
Combi miniのホームページ