ハンドウィービングの作品撮り!
イギリスやオーストラリアで最近流行っているというハンドウィービングの
ワークショップを開催している作家maiさんがスタイリング講座を
受けてくださいました。
初めて目にするハンドウィービングなるもので作ったミニタペストリー。
なんだか楽しそうでどんな風にしてできるのか体験してみたくなりました。
すでに自身のホームページやインスタなどで素敵な作品を多数、
発信されているのにもかかわらず今回の講座をとても面白がっていただき
私も大変、嬉しかったです。
実際に使用する道具の織り機や定規、素材の毛糸などもお持ちいただきました。
物写真を撮るのにこういったフレームなどがあると全体をまとめるのに
とても重宝しますが今回は実際の道具ということですのでしっかり
これを利用させてもらいました。まず構図を考えます。
フレームに対してウィービングタペストリーを斜め右下の角に置いてみて
それと逆の斜めに定規を置いてみました。
毛糸玉をさらに左脇の上下に転がしてみて糸を引っ張り、動きを出すために
くるりとさせて遊んでみます。
若干、右上のコーナーに余白をつくってみました。
これで上の写真は置き方のバランスとしては完成です。
2枚目には作品に関係のない枝もののグリーンを余白の部分に置いてみました。
全体の茶系の中にグリーンが入り色目に変化が出てよりまとまりました。
こういう時にもグリーンの小物は役立ちますね。
また、下の写真は同種類の作品を形や大きさは違うけどワンカットで撮る場合、
何回かこちらのブログで書いていますが俯瞰で撮影するのがオススメです。
セミナールームの白いテーブルの上に入れ子に並べてみました。
この時のポイントとしては商品を見切ってトリミングするということです。
特に商品の形が不揃いだったり、種類にばらつきがあったりして数が揃っていない
場合に有効に使えます。
全てを綺麗に画面に入れると間が抜けたりしてバランスが取れない時には
トリミングしてみると迫力も出るしまとまりやすくなります。
また、同じウィービングの作品でも下地の素材が白のテーブルと
下の茶系のウッド系ではイメージが違いますね。
どちらのイメージも作品的には合うと思いますが白いテーブルの方が
ウィービングの素材感は伝わりやすいと思います。
ウッドの方は色目が渋いので商品が映えて見えるのと実際にポーチやお財布は
こんなテーブルの上にあってもリアルで相性がいいですね。
そんな見え方を意識して写真の使用目的に合わせて必要な素材を決めていくのが
スタイリングの基本の考え方になると思います。
このウッドは写真にすると節や木目がいい感じに出て下地として重宝しますね。
こちらはmaiさんのワークショップのアトリエにあったベンチを拝借。
商品はウィービングのポーチとお財布です。
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