スワロフスキーやプチアクセで遊ぶ。

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キラキラ輝くスワロフスキーなどのアクセ類はきちんと撮ろうとするとライティングなどが難しく結構難易度が高いアイテムです。
なのでSNS用に軽い感じの写真をアップしたり撮りたい場合は光加減はちょっとおいて散りばめるスタイリングで遊んでみると楽しいです!
これはスワロフスキーに限らずプチジェリー系でアイテムもバラバラ、大きさも色々で一緒に撮るとバランスが悪くて撮りにくい場合に結構役立つ撮影方法の一つになります。
この写真はたまたま講座で下敷き位の大きさのシートに何気にアクセを置きながら「こんな感じでチェーンは流して。」などと、説明しているとなんだかいい感じにまとまっていたので生徒さんと一緒にスマホで俯瞰からパチリしました。そして次は花の色を変えて違うバージョンをと大まかに1分くらいで商品を並べて再び、パチリ。今回は細かい修正はしていないのですが本来は大きく構図が決まった後に手直しをします。
この写真、そんな状況で撮りましたがいい感じじゃないですか?
では、この写真は何故バランスがとれていていい感じに見えるのでしょうか。
1、背景の選び方。
アクセサリーはほぼシルバー系で少しだけピンクとゴールドの色目です。その色目に邪魔にならない白を選びました。白で素材はマットですがポリエチレン系のつるっとした質感のものです。滑りがいいのでチェーンのあしらいに向いていますし、アクセの硬質なメタルとビーズを立たせることができます。
2、かましている小物類。
アクセとは全く違うナチュラルな木のサイコロや平台、濃いこげ茶のサイコロ、アクセの一部のこげ茶のファー、1点だけ綺麗な黄色やピンクの造花などになります。これは大きく3種類の違う素材をミックスしているのがポイントになります。アクセのメタルに対して自然の木、柔らかいファー、造花の花びらや色目。
このように異素材のものを合わせると商品の素材と違う素材があることによって相乗効果が生まれそれぞれの素材を引き立たすことができるのです。絵として楽しさが出てきますね。
3、バランスをとるための小物の大きさや形。
サイコロや円錐や四角い台などシンプルな形のデザインの小物を取り込むのもバランスをとる上の大きな要因になります。アクセのチェーンの曲線やイヤリングの動きなどに対してハッキリとした形が入ることにより画面が締まり見た目に安定感が生まれる感じになります。
4、空間の使い方(俯瞰撮影)
四角い画面の中で余白を上手くいかしながら物が配置されているのが気持ち良いのではと思います。俯瞰で撮影するメリットで平面構成だと比較的簡単に物を動かしやすくバランスをとりやすいのです。思い切って画面からはみ出してトリミングすることのコツを摑むと決めやすくなります。
以上大きく4点の理由が考えられるでしょう。アクセサリーは小さかったり、複雑な形のため置いたときに安定感がなく転がりそうになるし、チェーンなど自立しないものだったりするのでなかなか横から撮影するのが難しいアイテムですね。
なのでこのポイントを押さえて俯瞰でうまく撮影することができると個々のアクセ自体がすごく目立つわけではありませんが合わせるものの雰囲気と配置の仕方などで色々な世界観を出すことができると思います。比較的、ジュエリー系の写真は固く真面目になりがちなのでこのカジュアルな撮り方もお勧めします!
★スワロフスキーのアクセサリーはデコアトリエアヌエヌエさんの作品になります。