去年、初めてこのヒンメリというモビールを知りました。
素敵なモビールだなあ、素材はなんだろ〜と思ったら
「藁でできているんだよー」「エッーー!」
似た様な形状のものは東京のお店なんかで見ていたとは思いますが
この名称と藁で作ったヒンメリというものをきちんと認識したのは
鶴居村のファームレストラン「ハートンツリー」に吊るされた
『himmeli_toivoa』のマイさんが作ったものを見たのが最初でした。
このモダンなデザインとその素材のギャップにやられました。
更に大自然のど真ん中の元牛舎を改造したスペースで見たというのも
印象を強く残したのかも。。。
以来、ヒンメリの存在がとても興味深く気になっていたので
ワークショップがあるのを知り今回参加してみました。
用意していただいた材料と道具はとてもシンプル。
長〜い針とカットした麦わら、タコ糸、ハサミ。
糸を麦わらの穴に針で通して繋げて糸を絡めて形を作る様な感じですが
超不器用な私は藁を抑えながら糸を絡めたり結んだりするのが難しかったかなぁ。
マイさんになおしてもらい一応形にすることができましたが
力が入ると繊細な藁が潰れてしまって歪んだりしちゃいました。
でも他の生徒さんはみなさん上手に作っていました。
ヒンメリの語源、なぜヒンメリができてどの様に使われていたか歴史を聞いたり
麦によって藁の見え方が違い作品に反映されることも知り面白かったです。
北欧のフィンランドと北海道、気候や環境、産物など共通項が多くこんなもの作りを
するのが自然に馴染んでいる感じも好きです。
これからもヒンメリの輪がどんどん繋がっていきそうで楽しみ!
mai kojima ヒンメリ作家
himmeli_toivoa instagram